◆ トーマスの英語について

きかんしゃトーマス(以下トーマス)は、イギリスで制作されているお話なので、 もともとの言語はBritish English(英国英語)です。

日本で放映される際には、子供用に日本語に吹き変えられているのですが、副音声で原語の英語版を楽しむことも出来ます。

私は、英語環境で育ってきたこともあって、子供と一緒に見るときは必ず英語版で見ているのですが、
なんと、この「トーマス英語」、やけに聞き取りにくいのです。

なぜかというと、「トーマス英語」は「英国英語」で、私(管理人kaori)の使う「米国英語」とは、 単語の発音(アクセントやイントネーション)や使う単語の種類が異なることが多々あるからなのです。

そんな私でも、子供と一緒に何度も何度も英語でトーマスを見ているうちに、さすがに「トーマス英語」にも慣れ、普通に聞き取れるようになり、 今では、「トーマス英語」の意外な楽しさも分かってきました。。

そこで、このページでは、そんな楽しい「トーマス英語」を音声サンプル(現在音声サンプルは公開中止中です)と一緒にたくさん紹介していきたいと思います。
慣れてきたら、是非お子さんと一緒に英語版のトーマスも楽しんでみてくださいね。



◆ cross?

Cranky Cranky (日本名:クランキー)

すぐに不機嫌になるクレーン
機関車に命令されるのが嫌

画像:きかんしゃトーマス@ホームページ博物館
原語(英語)版の機関車トーマス(以下トーマス)では、「cross」という単語がよく使われます。

crossは一般的には、
「十字型」「交差」などの意味で知られていますが、
機関車トーマスの中では、

He was very cross.
彼はすごく腹を立てた/
機嫌が悪かった


という使い方をして、
「機嫌が悪い」
という意味で頻繁に使用されています。

確かに、crossにはそういった意味も含まれています。
十字型・・つまり、キリストに関係したところから、
「試練」「苦悩」「苦痛」
といったものを表わしていて、
そこから考えると「腹を立てる、イライラする、機嫌が悪い」といった意味を持っていてもおかしくないな、と思えます。

ただ、米国英語に慣れてしまっている私には、crossを「腹を立てる」 という意味にとるには、少し時間がかかりました。

ご存知の方も多いかもしれませんが、米国英語では、「腹を立てる(怒る)」ということを、

He was mad at me
とか
He was angry
He was upset

といった言い方で表わします。

まったく違うんですね。


でも、ヒカル(息子)が、いつもcrossしている(=機嫌の悪い)クレーンのクランキーをなぜか気に入っていて、 彼にクランキーのお話を何回も見せられているうちに、Angelisさんの「he was very cross」という声が耳について、 今では自然にcrossを聞くことが出来るようになりました。
(クランキーが出てくるお話には、crossという表現がやけにたくさん出てきます。クランキーはその名前のとおり(cranky)ちょっと気難しいクレーンなんです。)

では、最後に、発音してみましょうか。

He was very cross
ヒーワズヴェリーク


です。

言えましたか?
太字部分にアクセントを置いて発音してみてください。
アクセントを置く場所と言葉のリズムに気をつけるだけで、外人風には発音できるので、是非トライしてみて。

私も、そのうち、アメリカ人と話している時に「upset」じゃなくて「cross」という言葉を使っちゃうかも・・。


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